BOROTS

日々思った事とか

退職にあたって。

2019年6月30日付けで17年勤めた会社を退職したのでちょっと振り返ってみましょう。

2002年4月から17年間勤めた会社の業種はLSIの受託開発、職種は設計開発。

2001年6月、大学でやっていたこととは全く関係ない(むしろLSIとか半導体とか訳わかんねぇとか思ってた)分野だけど、もう実験したくないし会社が誘いに来て早いところ就職活動終わらせたかったっていう理由で内々定受諾して、そのまま2002年4月に入社。

1年目はデジタル回路やら設計フローの勉強やらお客さんの仕様書から回路設計、2年目になったらお客さん対応、3年目になったら自分で一つのチップを設計させられて、6,7年目には別の部署に行きたいって話をしてLSIのCAD開発始めて、9年目位から自分が開発したCADツール使った設計の仕事を延々とやり続け、最後の1年は兼務で主に文書管理で品質管理に関わったっていう17年。

最初の5,6年はシンドイことばかりでしたが、その後はそのシンドさが糧になっていたのか、自分のやりたいように仕事を進められたし、一緒に仕事をしてた人達から色んな知識や技術を吸収することが出来て、仕事だから面倒なことも多かったですけど最初の5,6年を除けば楽しい職場だったと思います。

って書くと楽しい職場なのになんで辞めるんだよ、綺麗事じゃねぇかよって思われそうですが、一般的には楽しい職場=ずっといたい職場になるんですけど、自分のいた会社はそういうところではないという話でして、いくら現場のメンバーが良くても、ダメなものはダメという話なんです(後、私が言いたいことは空気読んで各自補完してください)。

と、話はそれましたが、この17年を振り返ると、

  • 5年目位までは結構シンドかった。
  • 6年目くらいから職場でそれなりに楽しく過ごせた。
  • 全体を通して肉体的にも精神的にも成長出来たけど、成長を優先しすぎて得るべきときに得られるものを得られなかった

と言うところでしょうか。

ということで、17年間勤めた会社も退職。

この次、どういう職場になるかわかりませんが(ほら、まだ次決まってないし)、また同じような雰囲気の職場に行ければいいなぁって思います。

では。