BOROTS

日々思った事とか

映画鑑賞

黒澤明監督の「生きる」を観ました。

自分の命が後数ヶ月と悟った役所の課長が生きる意味を考え、見つけ、行動をしていくという話。
そして、映画の半分近くはその課長さんの葬儀のシーンで、周りがその課長に対して感じた事を思い思いに話をしていました。

でもって、その場で思い思いに語っていた人達が新たな決意表明みたいのをするのですが、結局何も変わらず日々が過ぎていくというラストシーン。

人間、自分の身に何かが起こると自ら考え行動を起こすのですが、人が何かをしてそれに感動しても、自分が何か考えないと結局変わることが出来ないということですね。

映画のワンシーンでこんな質問がありました。

「あなたは自分が後数ヶ月の命と知ったら、何をしますか?」

皆さん、どうでしょう?

ちなみに自分はこれに対する明確な回答を今持っていません。

きっと、まだ自分がこの主人公の課長さんのように差し迫った状況ではないのもあって、本気で物事を考えていないのかもしれないですね。

齢36になりボンヤリながらも先が見えてきつつある訳で、この先どう過ごしていくのか、今のままの延長線で気が付いたらおじいさんになっていくのか、それとも何か活動的に過ごしていくのか、自分がどうするのがいいのか、というのを考えることもあるのですが、もっと深く考える事があっても良いのかなと思いました。

さて、明日、明後日でレポートを書かないと。

では。