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身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)

身体知-身体が教えてくれること (木星叢書)

な本について紹介されている記事がありました。

“家族というのは基本的に「会食する集団」でしょう。デートというのも基本的に「いっしょにごはんを食べに行くこと」ですよね。どうしていっしょにごはんを食べるのかって言えば、ごはんを食べているときに、美味しいかどうかで、その人といて楽しいか楽しくないかが分かるからですよ。家族でごはんを食べるのは仲がいいから食べるんじゃない。その逆です。「いつごはんがまずくなるか」をチェックするために、いっしょにごはんを食べる。ぼくはそう思っているんです。

(中略)

うまくゆかない相手とだと、ごはんの味がしないから。「味がしない」というのは、「この人といっしょにいても、あなたの心身のパフォーマンスは上がらないです」って身体がシグナルを送ってきているわけですから。いくら頭が「いっしょにいるほうがいい」というメッセージを送っても、消化器の方が「いやだ」って言っている。だから、食事の時にたわいないことをしゃべっていても、やたら食が進んで、「おかわり」と言える時は、身体が「この人とは相性がいいよ」って教えてくれているんです。(P.57)”

ということだそうで。
食事が美味しいかどうかをバロメータにして相性を測ったことは今まで無いけど、言われてみればそうだなぁと思いました。

・相性が合う相手とご飯を食べていると確かに楽しいし、食が進む。

ということは往々にしてあることで、食事の味は舌からだけの情報ではなく、周りの雰囲気、自分の気分(楽しい/楽しくないとか)といったところも味の重要な情報源なんだなぁと目からうろこでした。

やっぱり食事って大切なのね。
これから食事の美味しさで相性を測るというのはちょっと気にしてみようっと。

と、会食の話の数行で目からうろこレベルのこの本、他の話もちょっと気になるんで読んでみたいのですが、この本自体が2006年発売だから本屋さんで見つけるの大変だろうなぁ・・。

んー、電子版とか無いかなぁ。

では。