BOROTS

日々思った事とか

あいべつりく

このブログでよく出てくる「フーバーオーバー」というバンドの曲で個人的ランキング上位に入る曲である「君方向へ」

最近、よく聴いていたりするのですが、この歌詞の中でサビの部分に「愛別離苦」という言葉が使われております。

初めてこの曲を聴いた時に何を言っているかがさっぱり聴き取れず、歌詞カードを観て「愛別離苦」という言葉を知ってそのままGoogle先生に意味を聞いてみたところ、四苦八苦の一つということがわかりました。

四苦八苦という言葉は「非常に苦労すること。たいへんな苦しみ。」という意味を持つ四字熟語ですが、それ以外にも仏教用語で「思うようにならない」事を意味する言葉でして、四苦は「生・老・病・死」、これに更に以下の4つ「愛別離苦怨憎会苦求不得苦五蘊盛苦」を加えて四苦八苦と呼ぶそうです。

で、後者の4つに関しては

愛別離苦:愛する者と別離すること
怨憎会苦:怨み憎んでいる者に会うこと
求不得苦:求める物が得られないこと
五蘊盛苦:自分自身が生きているだけで苦しみが次から次へと湧き上がってくること

という意味のようです。

これ以上の意味を知ろうとするともっとしっかりと勉強しないといけないので、今日はこれまでにしたいと思いますが、フーバーオーバーの曲の歌詞の中で何故「愛別離苦」という言葉が出てきたのかが何となく気になった、そんな夜の出来事でした。(まあ、詞を書いている岩沢正美さん(フーバーオーバーのボーカル)が太宰治に影響を受けていたのでそれ関連な気はしますが…)

では。