BOROTS

日々思った事とか

1.29

年も明けて受験シーズン。

行きたい学校に行ける人もいれば、そうでない人も沢山いることでしょう。自分も高校は「行きたい学校に行けなかった」組だったりします。

男子校でスポーツと吹奏楽はすごかったですけど、学業的にはそんなにレベルの高いところではなくて、中学生の時に担任の先生からこの学校を提示されたときは正直ショックだったし、いくら相談しても自分の意見を聞いてくれない担任にふざけんなよって思ったりもしていました。

でも現実を受け入れて、その高校に3年間通ってみると、入学した当初は「懲役3年」とか言う位いやだった学校でしたが、今も付き合いのある友人も出来ましたし、学校で知り合う奴らに破天荒なキャラが多かったことで手前味噌ですが真面目な領域にいた人間にとっては衝撃的な毎日を過ごすことが出来て、卒業式のあとに振り返ってみるこの3年間は意外と楽しかったなと思ったりしたものです。

ちなみに学業的レベルに不安のある高校で大学行けんのか、という点に関しても、結局普通に授業を受けて普通に勉強していれば絶対評価なので成績は良くなって学力もそれなりにつくわけで、その結果、推薦を取ることが出来てサクッと大学に入ることが出来ました。

その後、大学で通用するのかという心配はありましたけど、それは全くの杞憂だったようで無事に大学院まで行くことが出来たのは自分でも凄いなぁと思いましたが(これに関しては、大学での仲間に恵まれたんでしょうね、間違いなく)。

そういった事があって、今、いい大人になっているわけですが、やはり高校3年間は今の自分の考え方の基礎を確立した時期(世の中色んなやつがいる、大概のやつは話せば面白いという考えを持つようになった)でして、自分が希望しない進路だったけど、こういう考えを持つことが出来たり、ついでに大学院まで行けて当時としてはそれなりの企業に就職出来たし、それはそれでよかったなぁと思ってます。(多分行きたい高校に行ってたらそれで満足して出身大学には行けなかっただろうし、下手したら文系に進んでいた可能性もありますし、それはそれで幸せになっていたのかもしれませんが)

なので、受験生の皆様に於かれましては、自分の希望が通らなかったとしても、ふてくされるのではなくて、そこで新たな道を見つけるというのが大事なんだよってことを心に刻んでいただければなぁと思います。

では。