先日、国会図書館に行った後に憲政記念館へも足を運んだ時の話。
国会図書館を出た時に地図を見たらすぐ隣に「憲政記念館」たるものがあることを知り、まだ入館出来る時間なので行ってみることにした。
憲政記念館入り口。
入ると受付でリーフレットが配布され、現在やっている企画展「日本国憲法施行70周年記念展示」の展示場所を教えてもらえたのでそちらへと足を運ぶ。
道中にある国会議事堂の模型
その横にある衆議院議場の模型
これらを観た後、二階に上がり企画展を観る。写真は撮影可・不可が混在していて分かりづらかったので撮らず。
帝国憲法改正案、日本国憲法 御署名原本(複製)と言った公文書があったり、その当時の記録が展示されていたりと普段見ることのないものが展示されていて知的好奇心がかなりくすぐられたなぁと感じた。
また、このフロアには内閣総理大臣の色紙も展示されていたのでそれも見たのだが、やはり三権の長だけあって字が上手い人が多いなという印象を受けた。仮にも自分が色紙に毛筆で何かを書けと言われても、これほどの力のある文字は書けない気がする。
二階の展示の最後に立体シアターで日本最初の議会についてまとめられた映像を観た。立体シアターって3Dの映像でも出るのかと思ったら、ジオラマ上に映像をマッチングさせているもので、それはそれで面白いことをしているのだが、映像という意味だとちょっと期待外れな感じだった。でも内容としては勉強になったので良し。
再び一階に降りてきて別の部屋に入る。
議場の席
氏名の書いてある札を立てたり寝かしたり、席に座ったり、登壇してみたりと一通り体験してこの部屋は終了。
そこを出ると展示も終盤。
過去に使っていた議員登院表示板。(いつのだろっていうくらい懐かしい名前がたくさんありました)
今はボタンを押して名前の板が光ることで登院したことなってるけど、昔はこの札を回して登院したら黒背景、退院したら赤背景にしていたらしい。
そして振り返ると展示されていた
速記
速記と言えば、小学生の頃の社会科見学で国会議事堂へ行った時に速記の話をされて、これ書けたらカッコよくね?とか思ってはいたものの、速記の一覧表観た瞬間にこんなの覚えられるわけねぇと習得を諦めてしまったことを思い出した。
という流れで憲政記念館の見学を終了。
普段見られない展示を見たことにより、自分の中の知識がまた一つ増えた気がして、たまにはこういう社会科見学的な散策をするのも悪くないと思いながら、次の目的地「有楽町」へと足を進めたのだった。
では。