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日々思った事とか

鉄な話

今朝も安心と信頼の総武緩行線の遅延。

遅延の理由はいつもの混雑とかドア挟まりとかなので、大抵どちらか一方なのですが、今回は車両故障だったので、上下線とも10分強の遅れでした。

こういった時にダイヤを調整するために、ATOS東京圏輸送管理システム:JR東日本が導入している列車運行システム)から運転手、車掌含む職員に出発指示出たりするのですが(xx分xx秒になったら出発していいよとか、指示出すまで駅で待っとけとか)、今回の遅れでもATOSの出発指示器が頑張ってました。

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(ちらついてますが、"延発"と表示されてます。)

この"延発"と"0120"が交互に表示されておりましたので、写真を撮った時間から(8時58分)、9時1分20秒になったら出発可という意味をもつ指示信号となるわけです。

こういう表示の意味を知っておくと、(今回のケースの場合では)急いで乗り込まなくても2,3分は時間があるので空いてる車両に移動するかとか、ちょっと飲み物買っとくかとかいうことも出来ますし、何より電車がいつ出発するのかがわかるというメリットもあるので、かなり便利かと思われます。

<参考:ATOS出発指示表示の例>
東京圏輸送管理システム - Wikipedia

ちなみに、ATOS以外の運行システムも複数ありまして、JRでは

などがあり、私鉄は私鉄で各社システムを持っていたりと多くのシステムが構築されております。

これら多数のシステムが上手く動いて日本の鉄道ダイヤは守られているのかと思うとそれだけで鳥肌モノで、どういう仕組みで動いているのかを詳しく知りたくなるのですが、如何せん鉄道好きにこういったシステム系が好きな人は少なく、且つ、運行システムなので仕様を明らかにすると攻撃対象になった時に大変なことになるので、そういった意味でも情報が少ないと思われ、調べ辛いのが悩みどころです。

では。