はじめに
BOROTSは9割はオカジ氏の想像と妄想で書かれている物語です。
想像と妄想は人の考えた思考の結果であり、事実、現実では無いということに注意が必要です。
登場人物
オカジ氏
おんちゃん（仮名）
あらすじ
3月28日、誕生日を迎えたオカジ氏が「誕生日誰も祝ってくれない(´・ω・`)」と思いつつ仕事をしているとおんちゃん（仮名）から誕生日おめでとう、プレゼントを持っていくというメールが送られ、それに対してプレゼントはなにか新しい商品に違いないと思ったオカジ氏は「気持ちだけで十分」と返したものの、どうしてもアポを取りたいようで、根負けしてアポを受け入れたのであった…。
本編
あー、リリースデータ作らな。近年稀にみる暫定データとか言ったけど、それなりのもんださんといかんよな…。
おっ、おんちゃん（仮名）が来る時間だ。しゃーない、仕事を中断して行くか…。
（移動）
おー、いたいた。こんちはー。
あ、どうも。ご無沙汰しています。あっ、これ遅くなりましたが誕生日プレゼントです♪（この♪は新たな契約を勝ち取るためのビジネスちやほやの一種だと思われます）
おっ、ありがとうございます。ていうか、本当に持ってきてくれたんですね。気持ちだけでいいっていったのにー。
いえいえ、お世話になっていますし、ほんの気持ちです♪（この♪は新たな契約を勝ち取るためのビジネスちやほやの一種だと思われます）
そうっすか、じゃあありがたく頂きますね。
（さて、変なはなしされないうちに、執務室に戻るとするか）じゃあ、自分戻りまｓ…
あっ、オカジさん、誕生日プレゼント、もう一つあるんですよー。（鞄の中をガサゴソ）
～ここから、オカジ氏の中で考えていた内容～
（きた。絶対なにか新しい商品に違いない。自分はもうここから買う商品はないはず）
（人生設計ももう終わっていて、その予算枠もほぼ決まっている状態で自分が新たな保険商品を買う理由はどこにもない。）
（そう、それが23歳女子（と思われる）からの提言だとしてもだ）
（だがしかし、新しい商品ではなく、茶色っぽい紙（婚姻届）にサインがしてある状態で渡されたらどうする？）
（そうなると、家は近所に引っ越して子供は二人、老後は静かに公園とか散歩しつつ、慎ましく過ごすという人生、いいな。あ、そうなったら人生設計をやり直さないといかんな。）
（いや、ちがう。目を覚ませ。23歳女子（と思われる）が38歳に向かって婚姻届を出すわけがない。あったとしたら、それはどこかで莫大な費用、もしくは国レベルの何かが発生しているはずだ。やはり当初の想定通り、新商品の話に違いない）
～ここまでがその内容 考えるまで0.005秒 ～
そのプレゼントは要らないです。中国語で言うところの不要です（キリッ）。
（中国語で言うとか、台湾かぶれも大概にしろや、全く…）そんなこと言わないでくださいよー、本当に良いプレゼントなんですよ♪（この♪は(ry）
オカジさんにこの前会った時にすすめた商品あるじゃないですか？あれをもうちょっと細かく見積もってきたんです♪（この♪は(ry）
あれはその時に要らないといったじゃないですかー。
いえ、絶対の自信があるので持ってきたんです。オカジさんのことを考えて作った資料なんですよ♪（この♪は(ry））
これ生涯プラン設計の資料です。で、月々いくらのやつにします？？
だからそれはその時に要らないといったじゃないですかー。
いえ、絶対の自信があるので持ってきたんです。で、月々いくらのやつにします？？
だからそれはその時に要らないといったじゃ…
いえ、絶対の自信があるので持ってきたんです。で、月々いくらのやつにします？？
だからそれはその時に…
いえ、絶対の自信があるので持ってきたんです。で、月々いくらのやつにします？？
（引かねぇなぁ…、でもデータ作らんといかんし、一度引き上げるか）とにかく、今は要らないです。
（めんどくせーやつだな）「今は」ってことは今後はどうですか？？
それは今は教えません。今後も何も人生50年っていう話もあるじゃないですか。
（めんどくせーやつだな）そんなー、ぐすん。
（めんどくせーやつだな）じゃあ、ひとまずこの資料（生涯プラン設計と商品の見積書）を読んで考えてみてください♪また連絡しますね♪
（帰宅）
しっかし、予想通りの新商品宣伝だったな。
まあ何にしても資料を作ってくれたのは紛れもない事実なので、頂いたものを見てみるか（ガサゴソ）
（生涯プラン設計を読み始める）
！？
なんや、この資料。年収も家賃も世の中の平均で計算されてるやないか。
年収はこの前の保険契約の時に教えてるし、家賃も住所知ってるから調べようと思えば調べられるのに、これでは話にならんやんかー。
でもそれを指摘すると、買われると思って面倒だしなぁ…。ひとまずこのままにしとくか…。
あっ、結婚については何も書いてない。それはあってるからいいや…。
というわけで、検討を依頼するならもうちょっと精度の良い資料を作ってきて欲しいなぁと思った夜でした。
ちょうど仕事の会議でも、同じような精度の悪い資料を出される話があったので、それとも重なってなんか疲れました…。
では。
