節分でしたが、
- 豆はそれほど好きではない。
- 恵方巻き?こちとら関東人じゃい。
という理由により、何もせずに終わりました。
ということで、ちょっとヲタクな話でも。
つい先日の事。
ふと、鉄道の車両形式の話になりました。
クハとかサハとかモハとかクモハとか言うあれです。
基本的にはJR(旧国鉄)で使っている形式名称でして、私鉄では別の名称で区別する事が多いかと思います。
で、この形式名称ですが、
"ク"と"ハ"
"サ"と"ハ"
"モ"と"ハ"
"クモ"と"ハ"
という感じに分けて意味を持つ記号なのですが、先頭の文字は
"ク" :制御車(運転台が付いている車両)
"サ" :付随車(動力も運転台も無い車両)
"モ" :動力車(動力(モーター)が付いている車両)
"クモ":制御動力車(運転台と動力(モーター)が付いている車両)
後ろの文字は
"ロ" :グリーン車
"ハ" :普通車
"ロネ":A寝台車
"ハネ":B寝台車
などといった意味を持ちます。
鉄道車両には様々な種類の車両があるので、このような呼び方を決めてどういった種類の車両だかを決めているという話ですね。
ちなみに、"モハ"と書いてあれば、モーターの付いている普通車という意味で、"サハ"と書いてあればモーターはない普通車という意味になります。モーターの付いている車両は走行中それなりにうるさいので(その音を愉しむ方達もいますがそれはさておき)、モーターのうるささが気になる人は"サハ"と書いてある車両に乗るといいんだぜとか知っとくとちょっとお得かもしれません。
そして鉄道車両の側面下側によく見かける
(Wikipediaから引用)
の数値部分にもやはり意味がありまして、この数値で
などもわかるようになっております(JRでも一部の車両は除いて)。
これもまた、車両を管理する上で各番号に意味を持たせる事で管理しやすくするという目的があるのでしょう。
大学の学籍番号、仕事の帳票番号など、単純な連番ではなく各桁に意味を持たせて管理をしやすくするという事は良くありますが、鉄道の世界でも同じような管理をしているのですね。(そいや、こういう各桁に意味を持たせて連番じゃなくしているのを離散的な数値の例って教わったなぁ、懐かしい)
ちなみに、この車両形式の内容に関してWikipediaを見たら思いの外細かく書いてあって勉強になりました。
興味のある方は是非。
では。