先日、大都会江東区の区役所の近くを歩いてたのですが、その時にこんなものを見つけました。
荒川水位表示塔
この塔は江東区はゼロメートル地帯で標高が荒川水位よりも低い所にあるから気をつけるんだぜ、というのを可視化したものになりまして、他にもこの画像のようにLEDでリアルタイムで表示するものではないですが、水位塔自体は区内の至る所に置いてあるので、江東区で生まれ育った人達にはお馴染みのものになっております。
ちなみに画像に記載されているA.P.はArakawa peilの略で、荒川の水位の基準点で干潮時の荒川の水位を表すので、この画像だと干潮時からの水面から大体1.7mの高さに荒川の水面があるということを意味しています。（ちなみに日本水準原点はT.P.（Tokyo peil）から+24.3mしたところ、T.P.とA.Pの差はT.P=A.P.-1.134(m)となります。これマメな）
そんなこんなで折角この塔を見たので日記のネタにでもしようと写真を撮ろうと思って、iPhoneで撮ろうとしたら、見上げる感じになりましてね。それはつまるところ、荒川水位が自分の背よりも高い所にあるってことで、そのiPhoneを構えた瞬間にやっぱりこの土地はゼロメートル地帯なんだなって思いました。
では。
