BOROTS

日々思った事とか

マニュアル

たまには真面目な話でも。

仕事では「手順書・作業書」という呼ばれ方をしていまして、業務における事故を起こさないために様々なマニュアルが整備されています。

仕事を口伝だけで教えるのは効率が良くないので、こういったマニュアル、手順書は重要なドキュメントというのが自分の考えなのですが、こういうのを作ることが面倒と考える人達も多いわけで、そういった人たちは得てして「マニュアル化出来る業務じゃない」、「マニュアル化すると考えなくなる」ということを主張するわけです。

確かに詳細まで一つ一つマニュアル化は出来ないと思うのですが、通常の会社業務において作業フロー位はマニュアル化出来るかと思うのです。

例えば
 ・ 顧客から見積依頼が来る
 ・ 見積依頼の内容を確認する
   ・不備があれば顧客に確認を行う
 ・ 所定の見積書に回答を書く情報を集める
   ・見積を行うときには、AとBの人たちに相談する
 ・ 所定の見積回答書を書く(所定の見積書のひな形はxxにある)
 ・ 見積書の内容をレビューする(w/課長)
 ・ 見積書を回答する
 ・ 回答した書類のコピーをファイリングして完了
とかいうフローは誰がやっても変わらない業務ですよね。

人によって変わるのは、情報を集めるときの効率とかだと思うのです。

所謂業務初心者は効率云々よりもそもそも何をどうしたら良いのかがわからないので上記のようなフローを知れるマニュアルが必要というわけです。

なんでこんなことを書いたのかというと、仕事を引き受ける際にあまりにデータに不備があったり、そもそも何をどうしたら良いのかがわからない人たちが増えてきたりで、ふと自分の部署に仕事を依頼してもらう時のマニュアル的なものってどうなってるんだろうと思ったから。

正直、別の部署からこっちの部署に仕事を依頼する際に必要なものとかやり方って別の部署の人は口伝でしか知らないんだよな、きっと。

なんか簡単でいいから、必要なデータ一式と作業の進め方を別部署との確認が取りやすいような文書を作ったほうがいいなぁと思うんですけど、来年度とかさくっと作る動きにならないかな。

きっとそうならなくて、今のままなんだろうなぁ。

では。