特に何もしなかったんで駄文でも。
最近よく見かけるこの広告。
ドラえもんのSTAND BY ME。
ドラ泣きしませんか?ってあったけど、ドラえもんで泣くのは『感動して泣く』じゃなくて、『笑い過ぎて泣く』にしておきたいです。
だって、ドラえもんってストーリーを見せる漫画じゃなくてSFを使ったギャグマンガじゃないですか。
大長編だってあったけど、単行本一冊で終わる話だし、海賊王になるやつみたいに話が延々と続くもんでもない。
感動する話もあるけど、それはサブストーリーの話であって、本来は『のび太のその道具の使い方、ある意味頭良いなw』だと思うんです。
昔、自分が子供の頃、ドラえもんが地球環境、平和を推すようになった時期がありました。みんな地球人、手と手を取り合って仲良くしよう、的な。
確かにそうだよなと思う一方で、ドラえもんがそういう方向に進む違和感もあったりしました。
環境が、とか、世界で色んな紛争があるけど、みんな仲良く平和が大切とか。
ドラえもんって、少し不思議な道具使って、どこにでも行けるドアを開ければ十中八九しずかちゃん家のお風呂が出て来て、ジャイアンがシチュー(セミの抜け殻入り)作るって言えば、どんなものでも美味しく食べられる調味料を出してやり過ごそうとしたり(美味しく食べられるだけで健食べた後はどうなるかは不明)、どら焼き食べたいってだけで、どら焼きを培養する道具を出して、結果、地球をどら焼きで破滅させてしまうような細菌(ドラや菌)を作ってマジどうすんのこれ?な状況に陥ったりしてる様子を純粋に楽しむものじゃないの?
それが、なんで地球人皆平和にになるの?そう言うのは他でやってくれないかなぁって疑問をもってました。
そんな感じで、作品の原点から遠ざかる方向で作品が展開されて行くのにちょっと違和感を感じてるわけです。
個人的には作品を見るならその作品の原点で楽しみたいし、自分はドラえもんを観て涙流すなら感動よりも笑いで流したい、と思うわけです。
関係ないですが、ドラえもんの話だと、クイックとスローの薬の話と、今のものと昔のものを交換していって、それがエスカレートして最後に縄文式の家まで交換が続く話が結構好きです。
では。